坂の町、長崎市からこんにちわ。長崎市内には6年ぐらい住んでたけど低地専門だったシバッチです。
今日は、長崎市南山手町にある「つくる邸」
を探しにやってきました。(朝早かったのでちょっと眠そう)
「つくる邸」は、築70年の古民家で、
10年間空き家だった住宅を
『斜面地・空き家活用団体つくる』
の方々が中心となって少しずつ片付けや改装をおこない、現在シェアハウス兼オープンスペースとして活用しているそうです。
「つくる邸」までは長崎駅前電停からだと、「(1号系統)崇福寺行」に乗車し、「新地中華街 電停」で、運賃(大人130円)を運賃箱へ支払って、運転士さんかから「のりつぎ券」をもらって下車。
「新地中華街 電停」の反対ホームから「(5号系統)石橋行」に乗車し、終点の「石橋電停」まで行きます。
石橋電停に到着。
路面電車を降りて、坂の上を目指します。
イイ感じの路地です。この突き当りを左に進んで行くと、「グラバースカイロード」というのに出くわしました。
ナニコレ!?
長崎に6年も住んでたのに初めましての「グラバースカイロード」
名前から察するに「グラバー園への空の道」と思われます。
「グラバー園方面は5階でお降りください。」とあります。けっこう登る感じです。
エレベーターのようなエスカレーターのような坂の町長崎ゆえの独特な乗り物が好奇心をそそられます。ワクワク。
初グラバースカイロード!
「こいつ……動くぞ!」
(ちょっと楽しい)
5階に到着すると長崎の街を一望できる風景を望めました。
坂の上に住んでいる人たちにとってはこの「グラバースカイロード」は大切な交通手段となっているようです。
「グラバースカイロード」を降りたすぐ目の前にビルらしきものがそびえ立ってます。
近づいてみました。
5階建てビルぐらいの高さのエレベーター。どうやらこれにも乗るようです。
長崎市、面白い。
普段の生活交通手段が観光コンテンツにもなってるのが面白い。夜だと夜景も見れるので楽しそうです。
先ほどよりさらに上に上ったので、また景色が変わりました。稲佐山や長崎湾も見えてきました。これは絶景な夜景スポット。
エレベーターを降りるとすぐ世界遺産でもあるグラバー園が見えてきます。
僕は下からしか入ったことがないのですが、上からも入れるのは知らなかったです。
ちなみにグラバー園内には旧リンガー住宅もあります。グラバー商会に勤めて、ホーム・リンガー商会を設立したフレデリック・リンガーの旧邸。
「リンガー」と言えば、長崎県民にはお馴染みですよね♪
長崎ちゃんぽんで有名な「リンガーハット」はこのリンガーさんにちなんでつけられた社名なんです。
ちゃんぽんを食べたい気持ちをグッ!と抑え、グラバー園を先に進みます。
と思ったら、ここまで登ってきたのに、ちょっと下り坂(笑)
オシャレっぽいコーヒー館「耕美庵」をさらに進みます。今度行きたい。
このあたりでちょっと迷いました(笑)
「つくる邸はどこ?」
と思いつつ、この先の路地を進むと、海が見える坂道に出ます。
そこを少し下ると…
ありました!
ちょうどこの日はお昼から「オープンデイの日」で、自由に過ごすことができる日でした。
ここで夏はBBQしたり、みなと祭りの花火を見たり、地域の人たちとお正月には七草がゆを食べたり、色んなイベントも開催してあるそうです。(代表の岩本さん、金氣さん、ご対応ありがとうございました♪)
よき眺め♪
2020年2月号のソトコトにも掲載された「つくる邸」の取り組み。長崎が盛り上がるきっかけの一つになりそうですね。
ということで、坂の町、長崎の斜面を活かすためにナナメ上を行くであろう「つくる邸」、ぜひ訪れてみてください!久々に歩いていい運動にもなったシバッチでした!!
※「斜め上を行く」・・・想定・予測していた結果よりも一歩進んだ、またははるかに超えた内容であるさまなどを表現する語。思っても見なかった状況に至る様子のこと。