ちょっと前のことですが、昨年の11月末のことです。東京の知人からfacebookメッセンジャーで「女装癖のある柴っちさん、お父さんが作ってるカマスの干物を送ってください。」と。
連絡してきたのは、数少ない関東の知人である菅野さん。
何やってる人かというと、フラクタルという会社で、マーケティングとか商品開発とか食のイベントやったり、地域のいい感じのものを紹介するメディアやってたり、地方創生系のことをやってる人です。たぶんそう。
Facebookのカバー写真を勝手にとってきましたが、こちらが菅野さん↓
緑が多く、とても働きやすそうなステキな職場?のようです。
オフィスチェアが大木で、エアデスク。マイナスイオンを浴びつつ、運動不足も解消できそう。なにより緊張感をもって仕事ができそうですね。足元が川。
※ホントのフラクタルはこちら。
役所時代に参加したイベント「しまっちんぐ」で一緒だったり、壱岐市が初めて常設出展した浅草の「まるごとにっぽん」などでご一緒したりして、僕に優しくチャチャを入れてくれる稀有な方です。
そんな菅野さんは、僕が以前、Facebookにアップしてた親父のカマスが食べたくなったらしく「女装癖のある柴っちさん、お父さんが作ってるカマスの干物を送ってください。」
つまり、「おカマの柴っちさん、カマスを送れ!」とカマとカマとかけつつ、マウンティングしてきているわけですね。(ちなみに以前、女装してみるという企画をやりましたが、女装癖もないし、おカマでもありませんよ!)
からの、小一時間くだらない「カマトーーー-ク!!」です。(くだらないのでほぼ省略。)
とうことで、僕は考えました。「カマスだけじゃなく、壱岐島の色んなものを送ったら面白いな~。例えば、島の朝ごはんセットとかいいよね。」と思って作ってみました。
それがこちら。
【国境離島の朝ごはん ~壱岐島の朝食編~】
我が家で採れたお米に、親父のアカカマス一夜干し、壱岐のお味噌、お豆腐、納豆、梅干し、上の写真にはないですが、壱岐のお醤油もセットにしました。
まずは、我が家のお米。島でありながら、漁業だけでなく、農業も盛んな壱岐島。島の中心部にある壱岐島隋一の米所:山信(やまのぶ)地区で獲れた、皇居献上米の実績を持つお米です。
正直、実家の米よりうまい米にはまだ出会ったことがなく、メチャクチャうまい。
そして、うちの親父が釣ってすぐさばいて、一夜干しした塩味絶妙なアカカマス。
身が肉厚でプリップリ。お酒にも合いそうです。
壱岐といえば、「壱州(いしゅう)豆腐」もおススメ。昔は壱岐のことを壱州(いしゅう)と呼んでいました。こちらは壱州豆腐の中でも国産大豆にこだわったお豆腐で、異臭どころか素晴らしくよい大豆の香りがいたします。
冷ややっこでもお味噌汁にいれても良しです。
ご飯のお供も入れてみました。こちらは壱岐産大豆100%のいき壱岐納豆。イルカのマークが目印。クセや匂いが少なく、子どもでも食べやすいと人気の納豆。
こちらは壱岐の梅を使った梅干し。島のおばあちゃんの手作り。これと我が家のお米で梅茶漬けしたい。
そして、お味噌汁には欠かせないお味噌。
魔除け効果のある鬼凧(おんだこ)マークがポイントの壱岐島の手作り味噌も入れました。
そして、最後は壱岐島で唯一醤油を作っている布谷醤油さんのマルリュウ印のお醤油。
甘めのお醤油がお刺身やお豆腐にも合います。(入れ忘れてたので、封入ギリギリに入れました。)
これだけあったら、壱岐島を感じられる朝食が作れる気がしますね。
正直、我が家のお米とカマスだけでも、マジでご飯が2~3杯は軽くイケちゃいます。(うちで食事した人いわく「柴山家の食は豊かすぎて神がかっている。」らしいです。そうなのか?)
ちなみに、菅野さんにはカマスとお米以外は何を送るとか言ってなかったので、箱をあけるまで何が入っているかわからない訳です。
福袋的な要素もあり、ドキドキ感を演出。
チャチャっと同封チラシも作ってみました↓
「国境離島の朝ごはん」としたのは、日本全国の離島の朝ごはんにはそれぞれ特色があるだろうし、色んな島の朝ごはんをシリーズ化できたら楽しいなと思って、こんなネーミングにしてみました。
長崎だと、対馬編、五島編とか、同じ長崎県だから割と似てそうですが、そうでもないと思うんですよね。
島根県の隠岐島とか、北海道の利尻島の朝ごはんとか僕も想像つかないです。「今週は壱岐島。翌週は隠岐島、その次は利尻島」とか都会にいながらでも、島の朝ごはんが食べられたらすごくいい気がする。
商標とりましょうかね(笑)
関東までだと送料(冷蔵)、箱代でけっこうかかりますが、送られる人と島で商品をセレクトする人とのコミュニケーションも楽しめそうですね。
届いた菅野さんからのメッセージ。
ということで、納豆の食べれないシバッチでした!